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ドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」感想:判決までの13年

ドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」感想:判決までの13年

ドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」の作品情報

公開:2010年 / 全2話 / ジャンル:国内ドラマWOWOW

原作 / あらすじ

原作は光市母子殺害事件での被害者家族(夫・本村洋)の取材を重ねていた記者 門田隆将の『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日

判決、死刑――。最愛の妻子が殺害されたあの日から、9年。妻子を殺された深い哀しみの中、幾度となく司法の厚い壁に跳ね返され、なおも敢然と挑んだ青年。

だが、それは決して孤高の闘いではなかった。

自殺を考え、絶望の海を彷徨う青年の陰には、彼を励まし、支えつづけた人たちがいた。

筆者は、青年が毅然とした姿勢を貫くまでに展開された凄絶なドラマを丹念に追う。

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個人的感想・評価

評価 :

1999年に起きた光市母子殺害事件の少年による母子殺害事件で残された夫が、犯人(事件当時18歳)の死刑判決を求めて、13年間にわたり司法と戦い続けた様子を記録したドキュメンタリー作品。

本村洋さん役を演じた眞島秀和が、風貌も含めてまるでご本人の様で素晴らしい演技だった。

今からもう20年以上前だけど・・

死刑制度に反対する弁護団が「ドラえもんがどうとか・・」とふざけた(と私は感じた)弁明をしていたあの事件は記憶に残っていた。

それと同時に、

「被告人の罪は万死に値する。」「司法に絶望した、加害者を社会に早く出してもらいたい、そうすれば私が殺す。」(一部抜粋)

とカメラに真っ直ぐ向かって発言した本村さんの事も思い出した。

今ではそれほど珍しくないかもしれないけれど、一般人の被害者遺族がこんなふうに犯人への強い怒りの発言を度々メディアで行うことはあまり無いことだったと思う。

本村さんは強い夫では無かった

13年の長きに渡って裁判を重ね、少年犯罪のいわゆる永山基準(被害者が3人の場合は死刑)を翻して死刑判決を勝ち取った被害者夫の本村さん。

真面目そうなスーツに眼鏡姿で、メディア(裁判後の記者会見)に堂々とした態度で出ていたので「妻子を惨殺されたのにすごく強い人だな」と言う印象だった。

けれどこの作品をあらためて見たことで、事件当時(夫婦ともに)まだ23歳と言う若さだったことに驚いた。

そして、本村さんは決して強い人では無く、妻子を身勝手極まりない動機で突然奪われた悲しみに、命を絶とうとしたほど苦しんだ普通の男性だったことを知った。

本村さんが、司法やメディアの一方的な報道に何度も何度も絶望する様子は、涙なしには見れないと思う。

本村さんを支えた人たち

本村さんが弱くも誠実な人であったからこそ、彼を支えた人達も多くいたことだけは救いだったと思う。

中でも、本村さんが迷惑をかけまいと辞職を申し出たときに、会社の上司(佐藤B作)が

(一部抜粋) 「君はこの職場にいる限り私の部下だ。そのあいだ、私は君を守ることができる。

君は社会人として発言していってくれ。労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。」

こう言って引き止めたシーンがとても印象に残っている。

(追記)

信じられないけれど、2022年現在この事件はまだ終わっていないらしい。

死刑囚となったFは2022年(令和4年)4月時点で第2次再審請求中であること。広島高裁は、2022年3月31日付で第2次再審請求を棄却する決定を出し、弁護側は5日付で異議を申し立てている。

光市母子殺害事件 – Wikipedia

こういった事件には被害者、加害者、被害者家族や関係者含めてそれぞれの背景がある。

この作品は、被害者遺族を取材した被害者感情に寄ったものだけれど、それにしても裁判記録による被害者の証言や事件概要を見る限り、犯人を庇う気持ちは私には1mmも出てこない。

 

以上!ドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」感想:判決までの13年 でしたー (*Ü*)ノ

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