
ボランティア活動保険*補償内容と加入方法
「ボランティアに行く最中に交通事故にあったら・・・」 「ボランティア活動中に怪我をした・怪我を負わせてしまったら・・・」 「ボランティア活動中にお家の家財道具を壊してしまったら・・・」 このような、ボランティア活動をする人のリスクに備える保険が、ボランティア活動保険です。
ボランティア活動保険の必要性
度重なる災害が続き、多くの方々が被災地へボランティア活動に訪れています。
多くの方が訪れるほど被災地の復興はより進みますが、予想できない天候が続く中で、ほとんどが屋外での活動となる被災地での作業は、ボランティア自身のリスクも心配です。
被災地は多くが交通状況やインフラ状況も通常の生活とは全く違う非常事態の地域。災害による被災地であれば、新たに同じ様な災害が起こる可能性も高くなります。
好意で行ったボランティアで起こってしまったリスクの保障を、ボランティア先へ求めるような事になってしまっては元も子もありません。
ボランティア活動保険で保障されること
ボランティア保険に加入していれば
- 清掃ボランディアの活動中に転んで怪我をして通院した。
- ボランティア活動に向かう途中の交通事故で亡くなられた。
- 活動中、食べた弁当でボランティア自身が食中毒になって入院した。
- 入浴ボランティアの活動中、誤って怪我をさせた。
- ボランティア活動で清掃中に誤って家具を破損した。
- 自転車でボランティア活動中、誤って怪我をさせた。
などの、故意で無い事故や損害、傷病などが補償対象に。
ボランティアする人も、お願いする団体も、安心して活動できます。保障がされて安心!
ボランティア募集の時はやっておきたいボランティア保険への加入の方法 | ChangeRecipe
ボランティア活動保険の対象活動
ボランティア活動保険の対象にならない活動もあります。
対象となる活動
- ボランティアグループor団体が社会福祉協議会に届け出ている非営利の活動
- 日本国内で、自発的な意思による社会貢献などを目的とする無償の活動
対象とならない活動
- 獣害駆除・海難救助・山岳救助
- 企業等の営利活動の一環としておこなう活動
- 資格取得を目指した学校の管理下でおこなうボランティア活動
- 自治会・PTA等、会員の共通の利益、親睦を目的とした活動
その他の対象とならない活動は下記を参照ください。
ボランティア保険の加入はどこで?
最寄りの社会福祉協議会できます。ボランティア活動保険に加入する本人(もしくは団体)が
- ボランティア保険加入申込票 (と加入者名簿の記載)の提出し
- 振込用紙で支払う
社会福祉協議会で上記の手続きを行うことで、加入完了日の翌日0時から保障対象となります。
保険料と保険期間
保険料は250円~1,400円(保障内容により異なります)で、保険期間は1年間です。※翌年度も加入する場合は、更新手続きが必要になります。
出発前にボランティア保険に加入
ボランティア活動保険への加入は義務付けられてはいませんが、強く推奨されています。
安心して支援を受けてもらえるように、これからボランティアに行かれる方は、ボランティア活動保険の加入をおすすめします。
- 活動するボランティア団体がボランティア活動保険に加入済みか確認
- 個人でボランティア活動を行う場合は、個々に保険加入
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