
酢の使い分けをメモ* 穀物・米・黒・果実
お酢は「穀物酢」「米酢」「リンゴ酢」や「黒酢(香醋)」など種類が多く”どのお酢を使えばいいの?"と迷ってしまいますね。 この記事では、お酢の種類別の栄養や特徴とおすすめの使い方をご紹介します。
酢の栄養・効能はどのお酢でもとれる
前回の記事でご紹介した酢の栄養素
- 酢酸(さくさん)
- ビタミン
は基本的にどのお酢にも含まれています。原料や製法によって風味が酸味が異なるので、
を上手に使いわけると効果的です。それぞれのお酢の特徴を見ていきましょう。
穀物酢
スーパーやコンビニでも一番手に入りやすいのが穀物酢。
穀物酢の特徴
その名の通り、米・コーン・サトウキビ・酒粕などの様々な穀物のブレンドで作られるお酢で、お酢らしいさっぱりとしたさわやかな風味です。(米酢や黒酢もこの中に含まれます。)
穀物酢のおすすめの使い方
クセも少なく、和洋中どの料理にも合わせやすいポピュラーなお酢。

- 洋風・和風のドレッシング
- 酢そのものの味を活かすマリネや酢のもの
- 加熱調理する料理の隠し味に
- 果実の変色防止
- 魚の臭み消しなど
安く手に入りやすいので、ナチュラルクリーニングに使う人も多いですね。
米酢
日本では穀物酢にならんでポピュラーなお酢です。
米酢の特徴
米を原料にして醸造されたお酢で、米のみを原料にしたものは「純米酢」と呼ばれます。米の甘みや風味があり、穀物酢に比べまろやかなで口当たりの良いお酢です。
米酢のおすすめの使い方

米が減量なので、和食に一番合うとされるお酢です。口当たりがまろやかなため、酢そのものがメインの料理なら米酢を使うと良いです。
- 合わせ酢
- すし酢
- そのまま酢を味合う和え物など
米酢ならではの風味が飛んでしまうので、加熱する調理にはあまり向いていません。
果実酢
リンゴ酢やぶどうを原料とするワインビネガーやバルサミコ酢などが有名。
果実酢の特徴
それぞれの主原料となる果実の絞り汁を1リットルあたり300グラム以上含むお酢。穀物は含まれていないものが多い。穀物を原料としたお酢より、フルーティーな香りと風味で飲みやすいお酢。
果実酢のおすすめの使い方
りんご酢は、ツンとした酸味が少なめでお酢が苦手な人でも飲みやすいので、ドリンクとして飲むのがおすすめ。

- 果実を漬け込んだフルーツ酢
- 果実酢ドリンク
- マリネ
- サラダドレッシング
料理なら、洋風料理に合わせやすいです。
黒酢(香醋)の特徴
黒褐色の色をしたお酢で、日本では黒酢ドリンクやサプリとして有名ですね。
黒酢(香醋)の特徴
米を原料としたお酢を長期間熟成したお酢。一般的な穀物酢は3~4カ月の発酵期間と比べ、黒酢は2~4年程度熟成させて作られるので香りが高く、独特の味わい深さがあります。
中国では大麦などの玄米を主原料にしているものが多く、香り立つので香醋(こうず)とも呼ばれています。
黒酢(香醋)のおすすめの使い方
栄養価も高く高級なため、日本では健康酢として広く使われています。調味料として使うなら、コクや香りが特徴的なので中華料理にとても合います。

- 酢豚など黒酢あんかけ
- 牛肉の黒酢炒め
ポイントは黒酢だけの栄養素
黒酢は、長く発酵させ熟成されているのが、他のお酢と大きく異なる特徴。そのため、
- アミノ酸が豊富
アミノ酸は筋肉をつくる重要な栄養素。代謝をあげやすくするので、ボディメイク・筋トレ・ダイエットにはより多く摂りたい成分です。
- 必ず常備したい万能酢は穀物酢
- まろやかな口当たりを重視するなら米酢
- ドリンクとしてさっぱり飲みたいなら果実酢
- 健康効果をより重視したいなら黒酢(香醋)
うちではリーズナブルな穀物酢と、健康を意識した黒酢を常備して、月に1本は消費していますー(。・∀・。)

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