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映画「草の響き」感想。手放すことでしか救われない時も

映画「草の響き」感想。手放すことでしか救われない時も

脚本 : 加瀬仁美・ 監督 : 斎藤久志・ 放映:2021年 / 116分 / ジャンル: 邦画

ざっくりこんな話

あらすじ
  • 心に不調をきたし妻・純子(奈緒)と愛犬のニコと共に東京から函館に帰郷した工藤和雄(東出昌大)は、かつての同級生・佐久間(大東駿介)に付き添ってもらい精神科を受診した。
  • 精神科医・宇野(室井滋)から自律神経失調症と診断され、休職し治療の一環として走ることを勧められる。
  • 妻の妊娠も受け止めきれない不安定な心のまま、ただひたすらに走る和雄は、ジョギング中に出会った高校生・彰と共鳴するが⋯

原作は佐藤泰志の短編小説。(1979年)

個人的感想・評価

評価 :

30年近く前の数ページの純文学を2時間の映画化するにあたっていくらかの改変はあるし、原作にはない<妻>の存在が追加されいる。

主人公・和雄においては、原作では名前すら無い<彼>という存在らしい。

それぞれの登場者の心の機微の説明も無いし、心を病んだ和雄の再生物語のように終るわけでも無いとなると、ついつい考察祭りになってしまいそうだけれど⋯

こういう作者の私小説的な色合いの強い物語を、深堀りしてあーだこーだ言うものでもないなと思った。


私生活はいろいろ言われまくってしまったけれども、東出昌大は俳優としての勘は抜群に良い人やなと思う。

以上!映画「草の響き」感想。手放すことでしか救われない時も でしたー (*Ü*)ノ

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