5891

映画「草の響き」感想。手放すことでしか救われない時も
脚本 : 加瀬仁美・ 監督 : 斎藤久志・ 放映:2021年 / 116分 / ジャンル: 邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
原作は佐藤泰志の短編小説。(1979年)
個人的感想・評価
30年近く前の数ページの純文学を2時間の映画化するにあたっていくらかの改変はあるし、原作にはない<妻>の存在が追加されいる。
主人公・和雄においては、原作では名前すら無い<彼>という存在らしい。
それぞれの登場者の心の機微の説明も無いし、心を病んだ和雄の再生物語のように終るわけでも無いとなると、ついつい考察祭りになってしまいそうだけれど⋯
こういう作者の私小説的な色合いの強い物語を、深堀りしてあーだこーだ言うものでもないなと思った。
私生活はいろいろ言われまくってしまったけれども、東出昌大は俳優としての勘は抜群に良い人やなと思う。
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)