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映画「奇跡のリンゴ」感想。諦めない人を神は見ていた。
脚本 : 吉田実似・ 監督 : 中村義洋・ 放映:2013年 / 129分 / ジャンル:邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
- 青森リンゴ農家の次男・三上秋則(阿部サダヲ)は一風変わった少年で、上京しサラリーマンになっていたが父(伊武雅刀)の薦めで、リンゴ農家の娘・美栄子(菅野美穂)と結婚し婿養子入りした。
- 夫婦でリンゴ栽培に勤しんでいたが、リンゴの樹に散布する農薬に長年蝕まれていた美栄子の体に異変が生じていることを知る。
- 秋則は美栄子のため神の領域と言われていた無農薬リンゴ栽培を決意するが、失敗が続き10年かけても成功せず、借金が膨らみ農家組合からも孤立していく⋯
原作は 石川拓治のノンフィクション『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録』(2008)
個人的感想・評価
完全無農薬無肥料のリンゴ栽培を実現した木村秋則さんをモデルにしたノンフィクション。
組合社会の農村地域で、自分だけ違うことをすると言うのも、良くも悪くも並大抵の神経では出来ないやろうと思う。1軒の農家がトライアンドエラーを繰り返すということは、成功しなければ収入そのものを無くすということな訳で、執念とも言えるその根気強さには頭が下がる。
木村さんの人柄故か、無謀なチャレンジを認めた義父や、貧しい暮らしに耐えた妻や子ども達はもっと凄いなと思った次第。
公開当時(2013年) 興行収入10億円超えというメガヒットだったらしいけれど、ともすれば地味な作品になってしまいそうな農業の話だけど、阿部サダヲや山﨑努らの魅力で感動ヒューマンストーリーに仕上がっていたと思う。
自殺を決意した山で、ヒントを与えてくれたのはきっと神様のご褒美。まさに奇跡のリンゴだった。
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