「SPEC ドラマ・零・翔・天・結(漸・爻ノ篇)」 全部見た感想
「SPECシリーズ」の作品情報
公開:2010年~2013年 / 全6シリーズ / ジャンル:国内ドラマ・邦画
SPECシリーズ
TBS系で2010年から2013年までに連続ドラマと、ドラマ終了後に派生したスペシャルドラマ2作・劇場版3作を含むシリーズ全6作の短期多作シリーズ
大ヒットドラマ「ケイゾク」のスタッフが11年の時を経て集結。戸田恵梨香と加瀬亮をW主演に迎え、よりスタイリッシュでこれまでにない刑事ドラマが今、降臨!(C)TBS
Amazon.co.jp: SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~を観る | Prime Video
基本的には放映・公開順=時系列だけど
SPドラマ『零』のみ、当麻が左手を失う前までに遡ったプロローグストーリー
当麻のSPECについて明かされる劇場版の前振り用SPドラマ
ここからは劇場版が3作も続いて
シリーズ完結。すんげー多い。
個人的感想・評価
未詳事件特別対策係(通称『未詳(ミショウ)』)に配属された天才かつ変人の当麻紗綾とうまさや(戸田恵梨香)と、特殊部隊 (SIT) 出身で武闘派の瀬文焚流せぶみたける(加瀬亮)が、特殊能力を持った犯人(SPECホルダー)による事件を捜査・解決していく話。
豪華なキャストのコメディ演技
『ケイゾク』と同じスタッフが10年後に再集結して作ったドラマというのが話題になっただけあって、一応 刑事ドラマなのにコメディとシリアスと非現実が同居する独特な世界感みたいなものは引き継がれている。
というか、コメディ度はやり過ぎくらいに上げられているので
いつの間にやらすっかり綺麗所女優枠になっている戸田恵梨香の、まだピチピチな変顔演技が思いっきり見れるレア作品。
豪華なキャスト陣の中でも 加瀬亮・田中哲司・椎名桔平・竜雷太らの雑な扱い本気のコメディ演技が見れるのも今となっては貴重かと思う。
最初のドラマ版は傑作だった
SPECホルダー(特殊能力者)という非現実なテーマなだけに、コメディ度が高くてもエンタメとして割り切ってみれる。
次々現れるSPECホルダー達のバックストーリーも、それぞれ悲しい過去を持っていたりと人間味のあるもので、それぞれキャラクター性がある。
『ケイゾク』から続く係長(竜雷太)の刑事魂、当麻と一にのまえ(神木隆之介)の対決(死後に実弟と発覚)、地居(城田優)の裏切りと成敗などなど…
毎話、予想を裏切るストーリーでとても面白かったと思う。
しかしここからの続編は・・・・・
なぜドラマで終わっとかなかったー?
プロローグの『零』まではまだ良かったけど、明らかに映画の番宣的な『翔』で怪しくなってくる。
『ケイゾク』も映画版ではいきなり黄泉の国のあれれ話になって「?」が止まらんかったけど、『SPECシリーズ』も同じく。
ドラマが当たったから続編バンバン作らされたよ!的な 劇場版3作品に関しては正直無くてよかった。
続編シリーズ物にありがちな、話のスケールがでかくなりすぎて・・・最後無理やり終わらせましたなヤケクソ感が有りすぎるんだけども^^;
特に完結編の『爻ノ篇』においては酷かったよね、いろいろといろいろといろいろと(・・つっこみが止まらん)。
⚠これからもしSPECシリーズ見る人がいたなら、ドラマ版だけでやめておきなはれと言うと思う。
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