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映画「雪の花 -ともに在りて-」感想。古き良き昭和な偉人伝
脚本・ 監督 : 小泉堯史・ 放映:2025年 / 117分 / ジャンル:邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
- 江戸時代末期の福井藩では、 天然痘が大流行し多くの命を奪っていく中、町医者の笠原良策(松坂桃李)は己の無力感に苛まれていた。
- 蘭方医の日野鼎栽(役所広司)から西洋医学を学んだ良策は、新たな治療法「種痘:しゅとう」の存在を知り、その普及に生涯を捧げようと決意する。
- しかし、未知の治療法に対する民の誤解や藩医たちの妨害など、数々の困難に直面し⋯
原作は吉村昭。実在の医師・笠原良策を描いた小説『雪の花』(1971)
個人的感想・評価
松坂桃李の時代劇作って、意外と見たこと無いので気になっていた作品。松坂桃李っておでこめっちゃ広いのね。
江戸時代に人類初の感染症予防ワクチン (種痘)を、まだまだ西洋医学に知見の無い日本で広めるために尽力した、実在の町医者の話。
黒澤明に師事した御年80歳の小泉堯史監督の演出は、エフェクトや音楽なんかもかなり昭和を感じるもので、ツッコミどころが多すぎ感は否めないけれど、至極真っ当な伝記ものだった。(あの生き残りの女の子から何かが起こると思ったのは私だけ?)
吉岡秀隆や役所広司など、豪華なキャストだけど今の感覚で見ると、地味で退屈な作品かもしれないなと思う。
でも、あの時代に感染者の何かを体に取り入れる予防法など、恐ろしくて受け入れがたかったのはごもっともで、実際にどれほどの障壁を乗り越えたことか想像すると頭が下がる。
確実に今の日本を作った偉人の一人。
💭しかし⋯医者がポキポキ人の骨を折るのはいかがなものか😆
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