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映画「予兆 散歩する侵略者」感想。東出昌大のヒト型異物感!
脚本 / 監督 : 黒沢清・ 放映:2017年 / 全5話 / ジャンル:ドラマW
ざっくりこんな話
あらすじ
- 悦子(夏帆)の同僚のみゆき(岸井ゆきの)が、実の父親を幽霊だと言って恐れるようになった。悦子が夫・辰雄(染谷将太)の勤める病院へ連れて行くと、みゆきは「家族」という《概念》が欠落していることが分かった。
- 悦子は辰雄に紹介された外科医・真壁司郎(東出昌大)に得体のしれない違和感を抱いたことを話すが、辰雄は取り合わない。
- 後日、悦子は真壁から「地球を侵略しに来た」と告げられる。真壁と行動をともにする辰雄に、日に日に増していく異変に、悦子は真壁が関与しているのではないかと疑い始め⋯
映画『散歩する侵略者』の前日譚となるオリジナルストーリー。WOWOWドラマで公開後、再編集し劇場公開(2017)
個人的感想・評価
一つの原作からここまでタッチの違う作品が生まれるとは⋯と軽く驚いた次第。『宇宙人が人間の概念を奪ってまわる』というありそうで無さそうなキテレツな発想が成せる技かと。
本作は映画版『散歩する侵略者』よりも黒沢清監督色の強いホラー・サスペンスに仕上がっていて、真壁(東出昌大)のヒト型異物感が際立っている。東出昌大は勘の良い俳優だなとつくづく思う。
どうしても染谷将太主演の映画版 『寄生獣』(2014)の島田(東出昌大)とカブらせてしまうけれど、真壁の方がより人間になりかけている感じがあるので逆に怖い。
映画版ストーリーの数日前という設定らしいけれど、公開順通りに映画→本作の順で見た方がそれぞれの面白さを感じれるのでおすすめ。
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