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映画「羊と鋼の森」感想。正確な音色だけが正解じゃない
脚本 : 金子ありさ・ 監督 : 橋本光二郎・ 放映:2018年 / 134分 / ジャンル:邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
- 高校生だった外村直樹(山﨑賢人)は、体育館で出会ったピアノ調律師・板鳥(三浦友和)の仕事とそのピアノが奏でる音色に魅せられ調律師を志した。
- 2年の専門学校を卒業し、板鳥が働く北海道の楽器店に新米調律師として就職した外村は、先輩調律師・柳(鈴木亮平)らに付き調律の奥深さを学んでいく。
- 様々なピアニストが求める音作りについて悩み、ひたむきに学んでいく中で、双子のピアニスト姉妹・和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)と出会い⋯
原作は宮下奈都の同名小説『羊と鋼の森』(2015)
個人的感想・評価
あまり目にすることのない調律師の仕事を見ることで、ピアノが弦を持つ弦楽器としての顔、ハンマーが弦を叩いて音を出す打楽器の顔、そして鍵盤を操る鍵盤楽器としての顔を持つ奥深い楽器なんだなぁと知れる作品。
「羊」はハンマーに使われるフェルトで「鋼」は弦のこと。ああそういうことねと、タイトルにつけられた意味がやっと腑に落ちた。
そのピアノの複雑な内部構造を操る「調律師」という仕事に魅せられた新米調律師と若いピアニストの成長物語をピアノの音色とともに。
ただ正確な音に合わせることだけが正解じゃないというのが心打たれる。そして、どんな世界でも表舞台に立つ人がいれば、それを裏側で支える人がたくさんいるんだなぁと思わされる。
山崎賢人の出演作は、なぜかドラマ『グッド・ドクター』しか見たことが無いのだけど⋯今作は彼の代表作の『キングダム』や『ゴールデンカムイ』らのいわゆるキャラクター物とは違った、普通の青年役。
外村青年の純朴さには好感が持てたけれど、山崎賢人の演技力に関しては疑問符が残ったのが少々残念😑
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