映画「北のカナリアたち」感想:森山未來がラストで勝ち抜け
ド級VIP女優主演の北のシリーズうーん、豪華過ぎてそそらないわ…けど湊かなえ原作&生徒役に演技派がそろっていたので作品内容の予備知識はゼロで観てみました。
映画「北のカナリアたち」の作品情報
公開:2012年 / 122分 / ジャンル:邦画
あらすじ
小学校の教師・川島はるが赴任したのは北海道の離島にある生徒6人の小さな分校だった。生徒たちの歌の才能に気づいたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。
そんなある日衝撃的な事故が彼らを襲う。
その出来事で島を追われ、生徒たちの前から姿を消すはる。
生徒たちもまたそれぞれが心に深い傷を残してしまう。20年後、東京で暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。
真相を知るため、教え子たちとの再会を決意する。彼らがあの時に言葉にできなかった想いを抱え、生きてきたことを知り愕然とするはる。
真実が明かされる時、物語は感動のクライマックスへと動き出していく。
原作
原作は湊かなえの短編集往復書簡の中の一作 『二十年後の宿題』が原案。
予告動画
映画「北のカナリアたち」を観た感想レビュー
湊かなえ原作とのことで、もっとどろっとしたイヤミスを想像していたので少々拍子抜け感はいなめませんが、まさかの不倫話とは…
謎の神格化について個人的意見
吉永小百合は確かに年の割にはお綺麗よ。だけど、20年前の役もやらせちゃうのはどうかと思いますよ。
柴田恭兵と夫婦役はまぁギリギリありとしても、実年齢ほとんど変わらない里見浩太朗の娘役とか違和感あるだろー。
しかも、仲村トオルとのキスシーンはだいぶきつかったわ^^;誰需要?誰忖度なの?(あ、でもサユリスト感涙かも。)
昔なにかの作品で、小百合が若い卑弥呼の役やってたのを観てから、この方の配役には疑問符が絶えません(´-ω-`)マッタク
昔見た、笑福亭鶴瓶の姉役だったこの作品は歳相応な配役でとても良かった。
ストーリーは心温まる
ストーリーは大人の秘密のせいで罪悪感を持ったまま大人になって離れてしまった元生徒たちが、本当は皆互いに思い合っていたという最後は心温まるお話でした。
生徒6人の独白スタイルのいつもの湊かなえ形式なので、作品を通して出ずっぱりなのは吉永小百合さんのみ。
それ以外の豪華俳優陣の出演シーンは各々少なめになっていましたが
吃音と軽度の知的障害を持つ青年役の森山未來が最後に全部持っていったといっても過言ではないくらい、とても素晴らしい演技でした。
(ぱっと見で森山未來とは分からなかったくらいオーラ消してました。)
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)