映画「検察側の罪人」感想:新しい木村拓哉は良いけど残念。
映画「検察側の罪人」の作品情報
公開:2018年 / 123分 / ジャンル:邦画
あらすじ
都内で発生した殺人事件。犯人は不明。事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。
最上は複数いる被疑者の中から、一人の男に狙いを定め、執拗に追い詰めていく。
その男・松倉は、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の重要参考人であった人物だ。
最上を師と仰ぐ沖野は、被疑者に自白させるべく取り調べに力を入れるのだが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手応えが得られない。
やがて沖野は、最上の捜査方針に疑問を持ち始める。「最上さんは、松倉を、犯人に仕立て上げようとしているのではないか?」・・・。
互いの正義を賭けて対立する二人の検事。彼らの戦いに、待ち受けていた決着とは——。
(C)2018 TOHO/JStorm
作品詳細
原作は犯人に告ぐ クローズド・ノートなどの雫井脩介の著作で2013年刊行の同名小説
予告動画
映画「検察側の罪人」の個人的感想
今回は主役の豪華なお二人ではなく、酒向芳さんの怪演目当てで観てみました。
(ここは敢えて通称で)キムタクとニノのWキャスト。ジャニーズ推し過ぎてたぶん観ないだろうリストに入っていた作品でしたが…^^;
別のテレビ番組に出ていた酒向芳。知識が広く話がとーっても面白い方で、この作品についても話題に上がっていたので興味が出て観てみました。
結果、木村拓哉が、いつもの正義のヒーロー善とていない役柄だったという点は高評価だけど、ストーリーとしては不満の残る作品でした。
- 友人の政治家の話はいらなかったのでは?(登場人物が多すぎ)
- 謎の宗教団体みたいなのは何?(ストーリーと関係ないよ)
- 検事の犯罪であの終わり方はどうなの?(動機が薄すぎるよ)
- 殺し屋(芦名星)は誰が雇ったのよ?(最後なんて言った?)
?が多すぎて、二宮和也が叫ぶラストシーンでは観てる方も「えーーーーーーっ!?」って心で叫んじゃいました。
という訳で、作品の評価は低め。
上下巻のボリュームの原作を纏めた為か、全体的に早口で展開についていけなかったのかも知れない。
予告動画の期待外さず酒向芳の人を不快にさせる怪演と、自白を迫るヤバめ二宮和也さんの取り調べシーンだけはとても良かったです。
(できれば作品を通してあのままのキャラで通してほしかった。後半は吉高由里子の尻に敷かれたっぽくなってキャラ変)
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