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終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」の感想

終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」の感想

終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」の作品情報

脚本 / 監督
羽原大介
田中正
原作
熊野以素
出演者
妻夫木 聡
蒼井 優
永山絢斗
辻萬長
若村麻由美
中原丈雄

公開:2021年 / 1時間15分 / ジャンル:国内ドラマ

動画配信サイト

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あらすじ

太平洋戦争末期に帝国大学医学部の医師たちによって捕虜への実験手術が行われ、8人の命が奪われた。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真実。

死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。

それぞれの罪を背負った死刑囚たちとの出会い。深い苦悩の果てにたどりつく、ありのままの真実とは何なのか?

人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス!

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予告動画

【しかたなかったと言うてはいかんのです】1分PR動画 | NHKドラマ

原作

原作はドキュメンタリーです。本ドラマの主人公: 鳥居(実在の人物名 : 鳥巣)の姪である著者が、膨大な資料を元に真実を明らかにした著書(2015年出版)を原案にNHKによって2021終戦ドラマとして放映されました。

「しかたなかったと言うてはいかんのです」の評価と感想

評価 :
本題とはそれるけど、妻のたくましさには称賛

  • 血液の代わりに海水が使えるかを試す「代用血液」の開発実験が、陸軍監視下で行われたこと
  • この実験には、戦闘機墜落で捕虜となった米軍兵士を(もちろん生きている)を実験台としたこと

かつての日本で、こんなとんでも実験をしたおぞましい歴史があったことにまず衝撃を受けます。

ほどなく日本は敗戦し、戦犯者として死刑判決をくだされた主人公の鳥居(妻夫木 聡)も収監されることになりますが、この判決はアメリカ人弁護士に従った偽証によって、首謀者として鳥居が罪をきせられたものでした

この事実を知る妻(蒼井 優)が、死刑判決を覆すために奮闘するのですが、この時代に敗戦国の女性がアメリカ人と対峙する様はたくましいの一言に付きました。

けれど、夫の命を守ろうとする妻とは反比例するかのように、鳥居は自身の死刑を受け入れようとしているのです…。

芯の強い女性役もこなすようになった蒼井 優と、迷いのある人間らしい役がしっくり来る妻夫木 聡。二人共、いい具合に年を重ねてどんどん良い俳優になられていきますね。


似た作品で、中居正広主演版の私は貝になりたいを見たことがありますが、その作品とは戦犯者に対しての描き方が違うように感じました。

①圧倒的な権力でそれを他に強いる罪と、②直接手を下す罪のほかにも何も出来なかった罪があって、どんな状況下に合ったとしても人が人を殺める事は消えることのない罪である言うことにあらためて気付かされる作品でした。

以上!終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」の感想 でしたー (*Ü*)ノ

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