2946
ドラマW「絶叫」感想:毒親の呪縛。無縁女と神の名を持つ男
ドラマ「絶叫」の作品情報
公開:2019年 / ジャンル:国内ドラマ
あらすじ
東京・国分寺のアパートで複数の飼い猫に食われて原形をとどめていない女性の遺体が発見される。
“よくある孤独死”と処理されそうになるが、刑事・奥貫綾乃(小西真奈美)は事件現場に違和感を覚え……。
一方、国分寺署の捜査班はNPO法人カインドヘルプ代表・神代武(安田顕)惨殺事件の捜査に奔走していた。
接点のない2つの事件。しかしその裏にひとりの女性・鈴木陽子(尾野真千子)の存在が浮かび上がる。
原作
個人的感想と評価
孤独死で猫に顔を食べられた女っていうのがインパクトありますよね。特に猫ってのが…
経済的に安定していない無縁女が、ごろごろ転がり落ちていく話。テレアポからブラック企業に転職して枕営業、サラ金、風俗落ち、DV男・・・ あぁ分かりやすい。
尾野真千子は最近こういうイタ役多すぎませんかね?
今の御時世ではちょっと考えにくいけど、昭和の保険営業ってあんなんだったんでしょうね。ついつい、若い頃に勧誘されたことのあるセールスレディの顔を思い出しちゃいます。
後半は、あることがきっかけで ビジネスヤクザの神代(コウジロと読みます)と共犯関係になるのですが…
この神代が「神」の字を名前に持つだけあって、悪人やけど人たらしの宗教家みたいな魅力があって、絶対近づいちゃいけない男なのよね。この役、眉なし関西弁の安田顕が怪演でした。体重も増やしたっぽい。
陽子(尾野真千子)のナレーションが最初から入ってた時点で、なんとなく結末は予想できましたが、なんかあんまり同情できない沼話でした。
それにしても最近、毒親の呪いにかかった女性の話多いなぁ。
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)