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映画 「総理の夫」の感想。 ドラマだったら面白かったかも?

映画 「総理の夫」の感想。 ドラマだったら面白かったかも?

映画 「総理の夫」の作品情報

公開:2021年 / 121分 / ジャンル:邦画

原作 / あらすじ

原作は原田マハによる政治への理想や憤り、皮肉が込められた同名小説 (2013年)

よく晴れた日の朝。出張に出かける直前の相馬日和(田中圭)は、最愛の妻=凛子(中谷美紀)から穏やかな笑顔で意味深な言葉をかけられる。

「ねえ、日和くん。もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」この一言が、日和の平和な日常を一変させる!

裕福なソウマグローバルの御曹司で、鳥類研究所に勤務する“鳥オタク”な日和。

対する凛子は、少数野党の党首で活躍する政界注目のエースだったが、なんとここにきて日本初の女性総理に就任したのだ。

突然の事態に混乱する日和。周りからも激しくハッパをかけられ早くも日和はヘロヘロに……。

一方の凛子も毎日働きづめ。政界のドン=原久郎(岸部一徳)の裏切りにより、ついに衆議院解散を決意。

総選挙へとなだれ込むが、そんな時まさかの事態が2人に襲いかかる――!(C)2021「総理の夫」製作委員会

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個人的感想・評価

評価 :

ざっくりこんな話
  • 日本を代表する財閥の御曹司だが、金や権力に一切の執着がなく野鳥研究に没頭する鳥類学者の日和(田中圭)
  • 聡明で正義感溢れる妻の凛子(中谷美紀)は少数野党の党首だったが、突然史上最年少・史上初の女性総理になりファーストレディならぬ、ファースト・ジェントルマンとして日和は駆り出される
  • しかし凛子を総理に担ぎ上げた改革派の議員・原久郎(岸部一徳)の策略によるスキャンダルや、予期せぬ妊娠など次々と問題が立ちはだかり・・という話
作者の時代の先読み感は◎

育休制度だなんだと子育てを政府が後押ししている現代からすると、ちょっと疑問が残る展開だったけれど

この本が書かれたのは2013年らしいので

未だ実現が無い『女性総理大臣』を題材にしているのも、タイトルを『総理の』としているのも、よしながふみの逆転版『大奥』っぽくてなかなか面白い視点だと思った

ドラマだったら面白かったかも

・・そんな感じで、てっきり漫画原作と思いこんでいたら原作は小説なのね

それくらい、キャラクターの描き方はコミカルでストーリーは分かりやすい

つまり、それくらいフィクションっぽいエンタメ作品だったとも言えるので、映画として見るとちょっとペラいなと思う

姉さん女房の尻に敷かれる夫の田中圭も、デキすぎる美人妻の中谷美紀も、腹黒の政治家 原久郎の(岸部一徳)もイメージ通りの安定したはまり役だったし、

エピソードもいろいろ盛りだくさんだったから、連続ドラマの方が面白かったんじゃないかと言うちょっと変わった感想の作品だった

以上!映画 「総理の夫」の感想。 ドラマだったら面白かったかも? でしたー (*Ü*)ノ

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