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映画「室町無頼」感想。エンタメ寄りすぎ演出に面食らう
脚本・ 監督 : 入江悠・ 放映:2025年 / 135分 / ジャンル:邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
- 室町時代中期、位の高いものだけが潤い、税を吸い上げられる民は困窮し、大飢饉と疫病に見舞われ、その暮らしはかつてないほど荒廃していた。
- そんな中、無頼浪人・蓮田兵衛( 大泉洋)は民を助け、密かに一揆による倒幕と世直しを画策し、時を狙っていた。
- 兵衛に拾われた少年・才蔵(長尾謙杜)をはじめ、兵衛のもとに集った無頼たちは一揆を仕掛けるが、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢(堤真一)率いる幕府軍が立ちはだかり⋯
原作は垣根涼介による同名の歴史小説。『室町無頼』(2016)
個人的感想・評価
監督が映画『マッドマックス』を意識したと言う通り、民の暮らしは『北斗の拳』の世界のような賊が濫出する荒廃ぶり。土にまみれた茶色い世界に、汚れた顔で(一部をのぞいて)ほぼ役者の判別が不能だった。
そんな世で起こされた「一揆」とは、つまるところ武力による反政府暴動なわけで、けして感心できるものでは無い。
⋯けれど、あのように権力が無法に蔓延った時代において、民を率いて立ち向かったと言うのは並大抵の人物の成せる技では無いことは分かる。
その一揆を主導した蓮田 兵衛(大泉洋)という実在した人物を題材にした作品ではあるけれど、史実を再現した歴史ものを期待すると面食らう、かなりエンタメ寄りの演出で評価が分かれると思う。
しかし、準主役といっても過言ではない架空のキャラクター・才蔵を演じた青年。
アイドルグループ・なにわ男子のメンバーらしく、キレイな顔を封印したアクションシーンはさすがだったけれど、関西弁がセリフに残るなど(わざとか?)、どうにも演技が残念すぎた⋯😑
大泉洋と絡むなら、もっと幼い少年設定でも面白かったかなと思った。
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