映画「マスカレード・ホテル」:安心安定のキムタクヒーロー
映画「マスカレード・ホテル」の作品情報
公開:2019年 / 133分 / ジャンル:邦画
原作 / あらすじ
原作は、東野圭吾の同名長編ミステリ小説『マスカレード・ホテル』(2008年)
仮面を意味する「マスカレード」シリーズの第1作目
都内で起こった3件の殺人事件。すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。
警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行場所を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突きとめる。
しかし犯人への手掛かりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うこととなる。
そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。
お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。
(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社
予告動画
個人的感想・評価
東野圭吾原作 ✕ 主演木村拓哉 ✕ ヒロイン長澤まさみとビッグネームが揃った想像を全く裏切らない美しくまとまった作品だった
安心安定のTHE・キムタク映画
- 頭がキレて仕事もできて強くて優しい安定のかっこいい木村拓哉
- かわいい長澤まさみとのほんのり育つラブストーリー的な要素も入れ込みながら
- ホテルに訪れ去っていく様々な客のヒューマンドラマもあり笑いもあり
- 肝心のサスペンス部分も、あっと驚くミステリー伏線が込められている
これらの一連の要素が、そうそう訪れることのない超の付く高級ホテルを舞台に行われるので見終わった後には、
あー! 美しい作品見せてもらいましたと拍手したくなる(←褒めてる)
東野圭吾らしさは・・・!?
序盤から終盤ギリギリまで、刑事 新田(木村拓哉)がホテルマンとして有能になっていくエピソードがずっと続くので「あれ?刑事ドラマじゃなくてホテルマンドラマ見てたんやっけ?」と思わずにいられない
また、ホテルだけを舞台に、かなり多くの登場人物が悲喜交々するストーリーは、三谷幸喜脚本かと勘違いするようなエンタメ映画でもあり、
東野圭吾作品によくある闇っぽさ(毒っぽさ?)のあるサスペンスを期待すると少し物足りないかもしれないけど家族で見れる作品だった
それにしても、松たか子の使い方には驚いたわ
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)