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映画「3月のライオン 前編」感想。対局にはドラマがある。

映画「3月のライオン 前編」感想。対局にはドラマがある。

脚本 : 大友啓史ほか・ 監督 : 大友啓史 放映:2017年 / 139分 / ジャンル: 邦画

ざっくりこんな話

あらすじ
  • 交通事故で自分以外の家族を全て失った桐山零(神木隆之介)は、父の友人である棋士・幸田(豊川悦司)に内弟子として引き取られ幸田の実子と共に棋士としての教育を受けて育った。
  • 零は将棋にのめり込み、才を開花させ15歳でプロ棋士となる。幸田は零に劣った姉弟(有村架純・萩原利久)を棋士として認めず、夢を奪われた姉弟との軋轢が深まった結果、零は幸田家を出て一人孤独に暮らし始める。
  • その後も対局で投了を勝ち取ることに迷いが生じていた零だが、暖かく接してくれる川本家(倉科カナ・清原果耶ほか)との関わりや、棋士たち(染谷将太・中村倫也ほか)の心中に接する中で、閉じた心に変化が生まれていく⋯

原作は羽海野チカによる日本の同名漫画「3月のライオン」(2007年から連載)

個人的感想・評価

評価 :

将棋の物語のはずやのに、この主人公は将棋が好きじゃないん?と最初に疑問符がついたとおり、純粋に将棋が好きとは思えないであろう背景が見えてくる。

桐山零(神木隆之介)にとって孤独ゆえに強くなった将棋が、その将棋ゆえに孤独が深まるとはなんとも切ない。

血の繋がらない姉・香子(有村架純)との関係のような、複雑な人間模様も描かれていたので将棋にまったく無知な私でも引き込まれるストーリー。

肝心の対局シーン。島田(佐々木蔵之介)と後藤(伊藤英明)のガン飛ばし対決では、鬼気迫る中なのに笑えるし😆、向かい合って指し合う一見静かな対局にこんなにドラマがあるとは⋯と、ルールが分からない人間が見ても白熱できる。

眉なしスキンヘッドの山崎(奥野瑛太)や、マシュマロキャラの二階堂(染谷将太)においては、特殊メイクに負けない芯の通った演技力で原作ファンへのリスペクトも感じる。神棋士・宗谷冬司(加瀬亮)は、醸し出す雰囲気が実在の羽生棋士に瓜二つで驚いた。

前編では何も回収されず終わったので、間違いなく続編も見ようと思う☺️

 

以上!映画「3月のライオン 前編」感想。対局にはドラマがある。 でしたー (*Ü*)ノ

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