
ドラマ「限界団地」感想:佐野史郎の意外な初主演は暴走老人
ドラマ「限界団地」の作品情報
公開:2018年 / 全8話 / ジャンル:国内ドラマ
原作 / あらすじ
かつては「夢のニュータウン」と呼ばれた、市民の憧れの住処。気軽に隣人と会話を交わし、 時には助け合う、密接な生活の集合体がそこにはあった。
しかし現在。確かに建物としての「団地」は存在するが、そこに住む人々の心は大きく変わった。
周囲との関係は希薄になり、すぐ近くにどんな人間が住んでいるのかも、興味を失っている。 ここに一人の老人がいる。
幼い孫娘の手をとり、団地に引っ越してきた。自らが幸せな少年時代を過ごした、思い出の団地に戻ってきたのだ。
– 穏やかな笑顔を見せる老人の入居を機に、不可解な出来事が。不審な連続孤独死…規則を乱す住人を襲う不幸・・・単なる偶然なのか、それとも。
人生の終わりが見えている老人の、孫娘へ注ぐ異常な愛情、古き良き団地への執着。周囲の住人を巻き込みながら、予測不能な狂気の物語を紡いでいく。 (C)東海テレビ/ケイファクトリー
ドラマ「限界団地」の感想
かつては誰もが羨む夢の住まい。今や家賃が安いだけのボロいあやめ町団地に嬉々として舞い戻ってきた老人:寺内誠司(佐野史郎)と孫&寺内の父の3人家族。
一見世話好きで頼りになる寺内は、団地の風紀を乱す住人と、孫を傷つける者達に、次々と制裁を加えていくサイコパスな暴走老人だったという話。
寺内は超老人
佐野史郎 = 冬彦さんと脳内イメージしてしまう年代なら(もぅ知らない人多いよね?)佐野史郎がサイコパス役と聞いても驚かない。
それでもエプロンをつけてる佐野史郎はもう面白いし、団地マンになりきった怪演具合は毎回楽しかった。
孫のためなら、壁も壊せる怪力だし(!)刺されても死なない(!)寺内は超老人
非道な殺人鬼とは言え、全てが愛するがゆえの行為ではあるので、寺内を応援したくなるのが不思議。
このあたり、火の粉の武内(ユースケ・サンタマリア)を踏襲してるキャラ設定。
ドラマ 火の粉好きなら面白い
同じ土ドラ枠で評判の良かった火の粉に追いつけ追い越せ感がひしひしと伝わるやりすぎ演出の連続 ^^;
原作小説がある火の粉とは違って、はっきり行ってストーリーは支離滅裂だったけど、あのベタドロ感が見たくて見れば面白いドラマかと。
結局・・・悪の根源は穂乃花だったの?という含みのあるラストシーンだった。
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