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映画「鍵泥棒のメソッド」感想:全部盛りの痛快エンタメ

映画「鍵泥棒のメソッド」感想:全部盛りの痛快エンタメ

映画「鍵泥棒のメソッド」の作品情報

公開:2012年 / 123分 / ジャンル:邦画

原作 / あらすじ

内田けんじ監督の第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞したオリジナル脚本(2016年に韓国、2021年に中国でリメイク)

銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。

が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウだった!

桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。

一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。

そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗は、なんと彼に逆プロポーズ!

失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方――複雑に絡み合った事態の行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っている!?

(c) 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会

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予告動画

 

個人的感想・評価

評価 :

ざっくりこんな話
  • 誰も顔を見たことがない伝説の殺し屋『コンドウ』こと山崎信一郎(香川照之)が銭湯で転倒し記憶を失った
  • 銭湯に居合わせロッカーの鍵をすり替えた計画性皆無の三文役者の桜井武史(堺雅人)が殺し屋『コンドウ』になりすまそうとする一方、山崎は自分は桜井だと思い込みもともとの真面目な性格から真剣に芝居に取り組みだした
  • 何事も計画ありきの仕事女水嶋香苗(広末涼子)は偶然出会った(桜井として生きる)山崎を運命の人と思いプロポーズするが、山崎の記憶は戻りつつあり・・・という話
『半沢直樹』俳優の「芝居」のようなエンタメ映画

堺雅人香川照之の共演といえば脳内をかすめて離れないけれど『ドラマ 半沢直樹』より前に公開されたこの作品では人間性も立場も全く異なる役柄

後半に『コンドウ』が記憶を取り戻してからは、まるで舞台劇を見ているような二人のテンポの良い掛け合いシーンがとても気持ちいい

全部盛りのエンタメ作品

何事もデキる男(香川照之)と、いいかげんでだらし無いダメ男(堺雅人)が入れ替わるコメディで殺し屋なのに几帳面すぎる(香川照之演じる)桜井の暮らしぶりが面白い

『コンドウ』を狙うヤクザ(荒川良々やけど)が企てるサスペンスも絡んでくるし、水嶋香苗(広末涼子)とのラブコメも入っていて、

視聴者を裏切るどんでん返しもあり・・・と最近の映画ではあまり無い全部盛りのエンタメ作品だった


シリアスな要素はほぼ皆無最後までコメディへ振り切った気持ちのいい作品だから好みは分かれると思うけど、

二度見してチェックしたくなるような、よく練られたストーリーなのでハマる人はハマると思う

 

以上!映画「鍵泥棒のメソッド」感想:全部盛りの痛快エンタメ でしたー (*Ü*)ノ

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