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ドラマ 「螻蛄 疫病神シリーズ」感想:一攫千金か一文無しか

ドラマ 「螻蛄 疫病神シリーズ」感想:一攫千金か一文無しか

BSスカパードラマ 「螻蛄 疫病神シリーズ」の作品情報

公開:2016年 / 全5話 / ジャンル:国内ドラマ

原作 / あらすじ

原作は、大阪を舞台に痛快な関西弁が飛び交う作品が特徴の黒川博行作品疫病神シリーズの第4作『螻蛄 疫病神シリーズ(2007-2008連載)

二蝶会を破門になったはずの桑原と一年ぶりに再会した二宮。

桑原は、五百万の信者を擁する伝法宗慧教寺派の宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルを嗅ぎつけた、と言う。

絵巻物を金にしようと画策する二人を待ち受けるのは、巨大宗派の蜜に群がる悪党たち。

腐敗刑事、東京極道、怪しい画廊の美人経営者。

金満坊主から金を分捕るのは果たして誰か!大阪・京都・名古屋・東京と駆け回る最凶コンビの命運は!?(C)2016スカパー!、(C)2016 SkyperfecTV!/KADOKAWA

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ドラマ「螻蛄 疫病神シリーズ」の感想・評価

評価 :

さっくりこんな話
  • 1年前に二蝶会を破門になったはずの桑原と再会してしまう二宮
  • 二宮はある住職からスカーフ3千枚を買い取るよう桑原に持ちかけられるが本当の狙いは宗派の宝物絵巻物だった
  • 桑原が手にした絵巻物を巡り、ヤクザ・刑事・坊主までが金の亡者になる紛争に二宮はまた巻き込まれていく・・という話
一攫千金か一文無しか

タイトルの『螻蛄 (けら)』とは、虫のケラ(虫けら)の事を指し『一文なし』の意味もあるそう

坊主丸儲けとはよく言ったもので、今度のターゲットの絵巻物が本物ならば莫大な金に、偽物ならば紙屑同然‥

素人目には見分けることが出来ない骨董品ゆえ、当の坊主まで揃いも揃って騙し騙され右往左往するゲスいドタバタストーリー

さらに過激な桑原

大好評だった『破門』の続編として制作された今作は

二人が絵巻物を追って大阪から飛び出すので標準語の東京ヤクザ(少々キモい)まで出てくるし、

前回よりも過激さを増している桑原が拳銃を手にしてしまうことでハラハラシーンも増大

凸凹バディの面白さは相変わらず

相変わらずどんな状況でも一歩も引かない桑原と、ヘタレだけど意外と策士な二宮

金儲けに目が無いだけが共通点の凸凹コンビの漫才のような掛け合い

友情とは言えないけどある種の信頼関係も増しているように見える


いろいろと狙い過ぎ感(←続編にありがち)が否めない演出だったけれど

白いロングコートがこんなに似合いすぎる北村一輝と、関西出身じゃないのに自然すぎる関西弁の濱田岳のコンビは最強やし

この二人の続編があったらやっぱりまた見たいなぁ

以上!ドラマ 「螻蛄 疫病神シリーズ」感想:一攫千金か一文無しか でしたー (*Ü*)ノ

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