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映画「記憶にございません!」感想:正統派コメディ
映画「記憶にございません!」の作品情報
公開:2019年 / 127分 / ジャンル:邦画
原作 / あらすじ
監督・脚本を三谷幸喜が努めたフジテレビ開局60周年記念作品のコメディ映画。
国民から嫌われ、史上最低の支持率2.3%を叩き出した総理大臣・黒田啓介。
ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり、記憶喪失になってしまう。
金と権力に目がない悪徳政治家から、一夜にして善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌してしまった啓介。
国政の混乱を避けるため、記憶喪失の事実を知るのは、直近の秘書官3名のみ。
国民はもちろん、大臣たち、家族にさえ、記憶を失ったことを隠し、秘書官たちに助けられながら、ギリギリなんとか日々の公務をこなしていく……。
(C)2019フジテレビ 東宝
予告動画
個人的感想・評価
ざっくりこんな話
なんか既視感のある設定だわ
一国の長、総理大臣が記憶を失くしたままなんだかんだ事を進める事ができるコメディと言えば‥
『民王』(こちらは親子が入れ替わってしまう話)と似通った感じで既視感のある設定だなと思ったのはここだけの話
三谷幸喜の「家族で見れる」コメディ
主演の中井貴一をはじめ、ベテラン勢が揃った豪華キャストだし
総理が小学生の公民の勉強からやり直すところや、野党第二党の党首(吉田羊)と不倫関係だったところなどなど・・・
皮肉もたっぷり散りばめられてて、伏線ありのどんでん返しもきっちりある三谷幸喜らしいシナリオ
毒っけは少ないのでちょっと物足りない感じもするけれど、最後もいい話にまとまっていて家族そろって笑って見れる正月映画のような正統派コメディだった
中井貴一はやっぱり喜劇俳優が一番しっくり来るなぁ
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