甲状腺機能低下症の話①診断*40代の橋本病
アラフォーで「甲状腺機能低下症(その後橋本病も)」と診断されました。この記事では受診のきっかけや、診断の経緯を自分の記録としてまとめます。
受診のきっかけは生理が止まったから
甲状腺機能低下症と診断されたのは遡ること5年前。月経不順で受診した婦人科の血液検査でした。
婦人科で甲状腺機能低下症が見つかる
この頃、鉄の心臓を持つワタシでもダメージを受けてしまう位のストレス案件が重なって、本当にめずらしく3ヶ月位パタッと生理が止まりました。
ぐらいに思っていたし忙しくて、「生理なんかもぅ無くてええゎっ」と半ば開き直って放置してたんですよね。
更年期?と思ったけど
・・・が、生理が来ないことの実害よりも、精神的にも体力的にも自己コントロールが出来ない!みたいな不調がひどくなってきて・・・ほんまに更年期?とすがる思いで婦人科を受診したのです。
その婦人科では、まずピルを処方されたので、すぐに生理は起こったし生理周期も戻りましたが、いろんな不調は戻らず。(=閉経・更年期ではなかった)
2~3回目の通院での血液検査で、甲状腺機能低下症と診断されました。
処方された薬
- チラージン ・・・ 甲状腺機能低下症
- ピル ・・・ 月経不順
- 加味逍遙散(漢方) ・・・ 精神症状など
「ピル」は数種類試したけど吐き気が出てしまうので、生理が戻ったらすぐ止めてしまいましたが、「加味逍遙散」は、証に合ったのか気分が軽くなる感じがしたのでしばらくの間は継続していました。
「チラージン」は甲状腺ホルモンを補う為に服用を続けています。
内分泌内科で橋本病も診断
婦人科に通って半年頃。生理周期も戻ったし、引っ越ししたので、内分泌専門内科に転院しました。
そこでの血液検査で、橋本病の確定診断もおりました。
ちなみに私は橋本病によく見られる症状の甲状腺の腫れは無いのですが、
もともと私がそういう体質なのか、「橋本病の成れの果てで萎縮したのか」(←なんかひどい表現やけど実際にこう言われた。)はこの時点では分からないそうです。
そもそも甲状腺って?
のどぼとけの下にある蝶みたいな形をした臓器です。
甲状腺の機能
甲状腺は人の体でホルモンを作る内分泌器官のひとつであり、食物に含まれているヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作る機能をもっています。甲状腺ホルモンとは
食物として摂取された栄養素は代謝され、体の組織を作る材料や体を動かすエネルギー源として利用されます。甲状腺ホルモンにはこの新陳代謝の過程を刺激し促進する作用があります。
甲状腺ホルモンが異常に分泌されて代謝が上がりすぎて起こるのが「バセドウ病」などに見られるの甲状腺機能亢進症で、
逆に甲状腺ホルモンの分泌が減って代謝が落ちすぎてしまうのが「橋本病」などに見られる甲状腺機能低下症です。
橋本病との関係
「橋本病(慢性甲状腺炎)」は、自分自身の甲状腺を免疫が攻撃してしまう自己免疫疾患で、それが甲状腺機能低下症の原因になることが多いようです。
橋本病を持っている人が、強いストレスや妊娠・出産、ヨード過剰摂取等をきっかけとして甲状腺機能低下症を発症し、橋本病が明らかになるのではないかと考えられています。
私は、(前述の)人生最大のストレスをきっかけに、橋本病発症→甲状腺機能低下症発症しちゃったのかなと考えいています。
○o。.. 次回②の「私の症状」に続きます..。o○
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