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映画「八犬伝」感想。<実>パートがもっと見たかった。
脚本・ 監督 : 曽利文彦・ 放映:2024年 / 149分 / ジャンル:邦画
ざっくりこんな話
あらすじ
- 里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられた八つの珠をもつ剣士たちが戦う壮大な物語『八犬伝』
- この物語を書いた江戸時代の戯作者・滝沢馬琴(役所広司)と、絵師・葛飾北斎(内野聖陽)は、執筆中の小説を巡って奇妙な友人関係となる。
- 28年という時を経て『八犬伝』の連載は、ついにクライマックスを迎えようとしていたが、老いた馬琴の視力は失われつつあり⋯
原作は山田風太郎の小説『八犬傳(はっけんでん)』(1982)
個人的感想・評価
考えてみれば、『八犬伝』がいったい何だったのか知らずに見た人。
馬琴(役所広司)と北斎(内野聖陽)の語り合いの中でも出てくる、<虚>の世界(ファンタジー)と<実>の世界(リアル)が、作品の中でも表現される。
執筆中の馬琴の半生<実>と、執筆されていく八犬伝ストーリー<虚> が交互に描かれる2時間半。
馬琴と北斎が盟友関係にあったというのは史実らしく、茶化し合いながらも互いの才能を認め合っている二人。ほとんどが馬琴の書斎での会話劇と地味だけど、巧い役者ぞろいで面白い。
二人で出かけた観劇先にも、リアルな古典芸人がキャスティングされていて豪華。
💭しかしながら、歴史番組の再現ドラマ程度のクオリティだった割に長尺だった<虚>パートが残念な仕上がりだった。
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