
ドラマ 「破門 疫病神シリーズ」感想:ヒリヒリ!凸凹バディ
BSスカパードラマ「破門 疫病神シリーズ」の作品情報
公開:2015年 / 全8話 / ジャンル:国内ドラマ
原作 / あらすじ
原作は、大阪を舞台に痛快な大阪弁が飛び交う作品が特徴の黒川博行の破門と疫病神の2作品
黒川博行の著作は他に、後妻業・煙霞-Gold Rush-など
イケイケヤクザの桑原(北村一輝)と、建設コンサルタントの二宮(濱田岳)。
大阪を舞台に、ミステリ史上最凶の”疫病神コンビ”が、金の臭いに群がる悪党たちを相手に暴れ回る! 予想を裏切るストーリー、大阪弁の軽妙な会話、そして炸裂するバイオレンス
絶賛の声が止まない黒川博行氏の大人気ハードボイルド”疫病神シリーズ”の最高到達点となった直木賞(第151回)受賞作『破門』(角川書店)と
そのシリーズ第一作目となる『疫病神』(角川文庫・新潮文庫)を、北村一輝、濱田岳ダブル主演でドラマ化!!
スリルと衝撃が疾走する本格ハードボイルドドラマが誕生!!(C)2015スカパー!、(C)2015 SkyperfecTV!/KADOKAWA
ドラマ「破門 疫病神シリーズ」の感想
極道の勘とケンカがとことん冴えてる桑原(北村一輝)と、ケンカは弱いけど頭と口は冴えてる二宮(濱田岳)の凸凹コンビが行うシノギの話。
真逆の二人がだんだんと・・・
親父は元大物ヤクザだけどカタギの二宮は、建設コンサルタントと言うのは名ばかりの、実際にはヤクザと建設会社の仲介を行うサバキと言う仕事をしている半端者。
一方、「一番キツイのは退屈」と言う自他ともに認めるイケイケヤクザの桑原。二人の共通点は金儲けの計算が早いこと。
この桑原に二宮はどんどん巻き込まれ、最初は疫病神と妬みながらも桑原の侠気に感化されて良い相棒になっていくのが面白い。
北村一輝が最高にハマってる
関西弁でいかつい桑原に北村一輝がとにかくハマってる。非道ながらも時々かわいかったり優しかったりするので憎めないキャラ。
独特なセリフ回しや、喧嘩前の決めポーズが癖になる。
個人的には、あのテルマエ・ロマエや、あのホスト役より1番のはまり役だと思う。
ヤクザものだけど笑いあり
全国放送の地上波では出来そうにない過激なシーンも多々あるけど、意外と人は死なないので安心して見れる。
(劇中の桑原曰く、人を簡単に殺すのはカタギの人間で、ヤクザほど人は簡単に殺さないらしい。)
後半は(元吉本新喜劇座員の)木下ほうかも主要な役で出てくるので、笑いも多め。
関西人としての楽しみ方
大阪出身の北村一輝は文句なしに違和感ないけど、濱田岳の関西弁もやりすぎ勘無くて自然なのがさすがだなぁと思った。
前に見た煙霞-Gold Rush-と同じく、喫煙シーン多めで全編を通してほとんど大阪が舞台。

馴染み深い土地や大阪グルメばかり出てくるから、こんなところでロケしてたんかなぁと思うとしみじみ面白い。
コテコテの大阪ナポリタンが食べたくなること必須。
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