ドラマW「悪の波動 石の繭 殺人分析班スピンオフ」:感想
ドラマW「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」の作品情報
公開:2019年 / 全5話 / ジャンル:国内ドラマ・WOWOW
原作 / あらすじ
『石の繭 殺人分析班』の登場人物・トレミーから着想されたトレミーという名の殺人鬼に変貌するまでの前日譚のオリジナルストーリー
2014年、川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者は皆、首をつられて殺されており、世間では“首くくり殺人”などと呼ばれていた。
犯人の手掛かりがつかめず警察の捜査は難航するが、捜査一課の刑事・井口(池田鉄洋)はこの殺人事件の容疑者として、古びたアパートに暮らす男・野木直哉(古川雄輝)をマークしていた。
野木の本名は八木沼雅人。6歳のときに母親と一緒に誘拐され、瀕死の状態で発見された“昭島母子誘拐事件”の被害者だった。
野木は身元を詐称してアパートに暮らし、気配を消して息を潜めながら生活していたのだが、警察はそんな野木への疑いを深めていく。
そんな中、野木は隣に住んでいた吉佳(SUMIRE)と接触。お互い恵まれない環境で育った2人に、通じ合う何かが生まれてくるのだが…。
(C)2019WOWOW・TBSスパークル/「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」パートナーズ
個人的感想・評価
- 2014年 川崎市で遺体に首を括った痕が残された 通称「首くくり連続女性殺人事件」が発生する
- この殺人事件の容疑者として警察にマークされた・野木直哉は身元を詐称していた八木沼雅人(後のトレミー)だった
- 八木沼は、6歳の時に母親と誘拐され、一人瀕死の状態で発見された“昭島母子誘拐殺人事件”の被害者で・・という話
『石の繭 殺人分析班』を先に見るべし
同じくドラマWで放送された『石の繭 殺人分析班』で意外な真犯人を演じた青年 通称トレミーのスピンオフドラマ
ドラマW 殺人分析班のキャストは出て来ないし、この作品だけを見ても、ストーリーとしては成り立っているけれど
- なぜトレミーが猟奇殺人犯に変貌したのか?
- なぜ警察組織にあれほどの恨みを持ったのか?
が明かされる内容になっているので『石の繭 殺人分析班』を先に見てから視聴した方が内容に深みが出て面白いと思う
意外な配役がとてもハマっている
1話30分の短尺ドラマなので豪華キャストとは言い難いけれど、八木沼を演じた古川雄輝といい、執拗な刑事役の池田鉄洋といい
他で見せる役のイメージとは離れた人物像を演じているせいか余計に危うい感が出ていて面白く見れた
(古川雄輝の代表作と言っても良いかと思う)
あと、SUMIRE(浅野忠信×CHARA元夫婦の娘)がさらっと出ていたのにはビックリした
私的に、彼女は演技が上手くないと思うんやけど、あの瞳の色&そこから出る掴みどころのない雰囲気が、この役にはよくあっていたと思う
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)