ドラマW「下町ロケット」感想。三上博史主演の初ドラマ化版
ドラマW「下町ロケット」の作品情報
公開:2011年 / 全5話 / ジャンル:国内ドラマ・WOWOW
原作 / あらすじ
原作は 池井戸潤の中小製造業企業の奮闘を描いた『下町ロケット』(2010年)
それでも男は、夢を打ち上げると決めた。池井戸潤の直木賞受賞作の初映像化。
だが、それは決して孤高の闘いではなかった。
町工場が取得した最先端特許をめぐる戦いを描く。数々のドラマ賞に輝いた「空飛ぶタイヤ」のスタッフが贈る、息を呑む社会派ドラマ!!
個人的感想・評価
亡き父親に代わり宇宙科学開発機構の研究職を捨て「佃製作所」の社長となった佃航平(三上博史)
しかし畑違いの会社経営は順調とは言えず、大企業を凌ぐ技術の高さを持ちながらも、資金繰りに窮し佃製作所は倒産の危機に陥ってしまう
そんな時、ロケット開発を手掛ける大企業「帝国重工」の開発部長:財前道生(渡部篤郎)が20億円で佃製作所のバルブ特許譲渡を持ちかけてきて…という話
三上博史と渡部篤郎の復活共演
特許を巡り敵対する立場ながら、ロケット打ち上げと言う共通の夢に共鳴し合う航平と財前を演じるのは
あのスワロウテイル以来、なんと15年ぶりの共演となった三上博史と渡部篤郎
ピンピンとんがっていたあの頃から、いい感じにベテラン感を増した2人の共演は私世代なら興奮モノ
実は実写化はこっちが先
阿部寛と吉川晃司版の『日曜劇場 下町ロケット』が有名すぎるけれど
実はWOWOWの方が4年も先に実写化していたのは驚き
まだ今ほどブレイクしていない綾野剛も佃製作所の若手社員として脇役出演しているのもレアかと
地味だけどWOWOW版の方が好き
主軸の2人のキャスティングも、がたいの良いペア vs 華奢なペア と対照的だったけれど
研究畑の航平役の三上博史も、実はいいヤツの財前役にも渡部篤郎の方がしっくりと感じたし
派手さはないけど愚直な作りのWOWOW版の方が好み
でも地上波版にくらべると、全5話とコンパクトにまとまっているので物足りなさは否めないかも知れない
WOWOW版を先に見れなかったのが悔やまれた1作
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