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ドラマ「DOCTORS 最強の名医 123」感想:卓ちゃんの成長物語
ドラマ「DOCTORS 最強の名医」の作品情報
公開:2011年・2013年・2015年 / 8・8・9話 / ジャンル:国内ドラマ
あらすじ
テレビ朝日系で2011年から2021年までシリーズ3作・スペシャル4作放送された医療系ドラマシリーズ。
沢村一樹 主演×福田靖 脚本 この男、天使か悪魔か 沢村一樹が ミステリアスなスーパー外科医に!
個人的感想・評価
亡き夫に代わり堂上たまき(野際陽子)が院長を務める赤字経営の私立総合病院に、スーパードクターと名高い外科医の相良浩介(沢村一樹)が赴任してくる。
外科医としての腕はいいが人間性に問題のある、次期院長候補の森山卓(高嶋政伸)を筆頭に、森山に腰巾着の医師達を相手に、相良が『患者を救ういい病院』に改革していく話。
THE 民放シリーズドラマ
ドクターX(米倉涼子)の前進とも言えるテレビ朝日の医療ドラマヒット作なので、執刀中の描写は現実性の乏しい絶対失敗しないスーパー手術。
あくまでも人間ドラマやエンタメを見る基本的に一話完結の水戸黄門的な医療ドラマ。
主演を食いまくった卓ちゃん
いくつもの顔を持つ相良が時には荒療治をしながら経営改革を進める話と同時に、幼稚すぎる(が、なぜか憎みきれない)森山ドクターの成長物語。
森山ドクターの数々の奇行はシリーズを重ねるごとに過激になっていくので、あれ?これW主演だっけ?と思うほど高嶋政伸が完全に主役を食う面白さだった。
シリーズ途中で院長役の野際陽子が逝去したけれど、代役を入れずに過去映像などで続けていた。途中(声がかすれているなど)体調が優れないながらも明るく演じているシーンも多くあって心に残るドラマでもある。
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