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立ち日に思う。別れ際は和やかに。
私にとって夏から秋に変わる今の季節は、両親を送った季節でもあります。
つい最近、続けて両親の命日を迎えました。もう実家を出ていたので、知らせを受けたのはどちらも夜だったなぁ…
8月末に母が先に逝き、その3年と1週間後に奇しくも父が後を追った形となったのですが、あれからもう7年も経っていることに実感がなく自分でも驚き。
そう言えば、あれから3回も賃貸を住み替えていました。そりゃぁそうだ。
私が母を送った時は33歳。
まだあまり人の死というものを身近に感じることのなかった頃で、搬送車の中で布がかかった母が車の動きに合わせて揺れるのを見て、死んだら急に物になるんやなと(不謹慎ですが)やけに冷静に感じたのをよく覚えています。
皆そうだと思いますが、父の時も母の時も、その当時は悲しいのとそれを上回るほどの、やらなければいけないことに忙殺されたのとで、目まぐるしい精神状態になりました。
それでもまだ片付いていない親の残した宿題もあるんですがね・・・あぁめんどくさいわ。
映画「宮松と山下」感想:誰でもない誰かを演じる方が
映画「宮松と山下」の作品情報 監督・脚本 出演者 放映:2022年 / 85分 / ジャンル: 邦画 原作 / あらすじ 過去に2本の短編映画がカンヌ国際映画祭から正…
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二人とも高齢な割には元気で生活していたので、全く予期できなかった突然のさよならでしたが(若い頃に心配をかけた以外は^^;)親孝行も多少なりとは出来ていたようにも思うし…
なによりも、最後に会った日(実家に帰った日)の別れ際がいつもどおり和やかで、特別では無いけれど悪いもので無かったことが救いでした。もし些細なことでも喧嘩別れなどした後だったとしたら、とても悔いの残るものになっただろうなぁ。
という訳で、大切な相手(もちろんペットも)との別れ際はいつも気持ちの良いものにしておきたいと、両親に感謝しつつ肝に銘じるこの頃です。
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