8664
アナログだけど希少体験だった:不動産売却決済
相続不動産売却の決済日
昨日は、売却先が決まった亡き親が残した不動産の決済日でした。
ここまでのやり取りのほとんどはネットで出来ましたが、不動産の売買にまつわる法律というのは未だアナログで、このご時世でも対面契約をしなければいけないのです。
決済は通常午前中で(この後、登記手続きなどを行うため)、場所は買主側仲介業者の支店の一室で行いました。
買主は個人ではなく宅建業者(=不動産会社)だったので、私以外はビジネススーツの面々。おそらく最初で最後の対面となる買主様は・・・
- がっちり体型
- スリーピーススーツ
- 幅5cm超えの金ピカ時計
- 主張の強いスマホ着信音
・・・と、いわゆる転がしてる系の象徴のようなイカにもな風貌の社長でしたよ。(大手会社の仲介なので、言わずもがな納税義務を果たしている会社です、たぶん。知らんけど。)
買主が業者だったこともあり、実に事務的に進み、感染対策のアクリル板越しの挨拶以外には会話もしませんでした。
不動産売却決済の流れの記録
すでに別日で重要事項説明(非常に長い長い説明を聞く儀式)は済ませていたので、
決済日当日は、
- 売主・買主(各1名)
- 仲介業者と司法書士(別会社だったので双方 計4名)
が同席する面前で、
- 必要書類に署名と判子とつきまくった後
- 買主からの支払いをその場で済ませて(振込)
- 入金確認で完了
私の場合は、スマホでリアルタイムに入金確認できたので、所要時間は30分ほどで終了しました。
諸事情があって売却までに何年もかかり、途方も無い手間も心労もありましたが・・・
私の残る人生で、自分名義の不動産を持つ予定は無いと思うので、これはこれでなかなか希少な体験でした。
コメントの公開は管理者の承認制です (は空白不可)