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ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」感想。

ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」感想。

ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の作品情報

ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」

放映:2023年 / 前後編 73分・75分 / ジャンル: 国内ドラマ

原作 / あらすじ

原作は丸山正樹による長編ミステリー小説『デフ・ヴォイス』(2011)NHK放送「土曜ドラマ」枠にて前後編放送(2023年12月)

仕事と結婚に失敗した荒井尚人(草彅剛)。家族や恋人に心を開けないでいるのだが、生活のため唯一の技能を活かして就職活動をはじめる。その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)だったのだ。

そして彼は手話通訳士として働くことに。
やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が複雑に絡みはじめる…

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 – NHK

個人的感想・評価

評価 :

ざっくりこんな話
  • 警察を辞めた荒井尚人(草彅剛)は、自分が「コーダ」であることに複雑な感情を持っていたが、恋人(松本若菜)との将来を考え「手話通訳士」として働くことを決めた。
  • そんな尚人のもとへ、警察時代の上司だった何森刑事(遠藤憲一)がある殺人事件について訪ねに来る。
  • その事件が、刑事だった17年前にろう者が容疑者となり尚人が手話通訳を担当した殺人事件と関係していると疑念が湧いた尚人は…

『デフヴォイス』と言う、意味の分かるような分からないようなタイトルは

  • 「Deaf デフ」… 聞こえない・聴覚障害者
  • 「Voice ヴォイス」… 声

聞こえない者の声を表しているらしい。その名の通りこの作品は、聴覚障害者・ろう者が主役ではなく、手話でろう者が語る声・ろう者の声となる手話通訳士が主役の話。

聴覚障害者・ろう者の方たちのこと、その為に手話があるということはもちろん知っている。けれど、当事者でない限りこの話に出てくるCODA(コーダ)という言葉や手話通訳士という職業について知っている人は少ないだろうと思う。

CODAはChildren of Deaf Adultsの頭文字を取った言葉で聞こえない両親を持つ聞こえる子供の事を指す。

私はこのことを、聴覚障害者の父(笑福亭鶴瓶)とその一人娘(吉岡里帆)の父娘ドラマを描いたドラマ作品『しずかちゃんとパパ(NHK)を見て 初めて知ったところだった。

この『しずかちゃんとパパ』は、父をCODAとして支え続けた娘の親離れを描く暖かいストーリーで、下町のご近所仲間にも支えられ、静は自ら好んで通訳を担っていたように見えた。

それとは対象的に、『デフ・ヴォイス』のCODA: 尚人(草彅剛)は自分が手話通訳を担う事に屈折した思いを抱えている。

少年だった尚人が父親の癌告知を母親に訳さなければいけなかったように、4人家族でたった一人聞こえた尚人が背負ったものは大きすぎたんだろう。

望まずとも、職業として手話通訳士になったことによって「~しなければならない呪縛」から尚人が開放されたかに感じられたのは救いだったと思う。


聴覚障害者に対する健常者のぎこちない接し方・距離の取り方の描き方や、CODAを決してお涙頂戴の可哀想な子供として描かないところは『デフ・ヴォイス』の方がよりCODAのリアルだと思うので

サスペンスとしては今ひとつだったけれどCODAや手話通訳士の事を知るきっかけになる作品としておすすめできる。

以上!ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」感想。 でしたー (*Ü*)ノ

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