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ドラマ「坂の上の雲」感想。大きな犠牲の歴史続きに生きている

ドラマ「坂の上の雲」感想。大きな犠牲の歴史続きに生きている

制作 : NHK・ 放映:2009-2011年 / 全13話 /  国内ドラマ

ざっくりこんな話

あらすじ
  • 舞台は明治維新後に急速な近代化を進める日本。旧伊予国(愛媛県)松山に秋山好古(阿部寛)・真之(本木雅弘)兄弟と正岡子規(香川照之)の3人の若者たちはいた。
  • 時は経ち日本が大国ロシアとの日露戦争に突入した時代、秋山好古は日本騎兵の育成に尽力し、真之は日本海海戦でバルチック艦隊を破る作戦を立案し活躍した。
  • 同時期、病に苦しみながらも俳句や短歌など日本の近代文学に大胆な改革を施した子規。彼らはそれぞれが志した自らの道をひたむきに走っていく⋯

原作

司馬遼太郎の同名の歴史小説『坂の上の雲』(1968‐1972年連載)

個人的感想・評価

評価 :

NHKで2009年から3年に渡って制作・放映された年末特別ドラマの再放送をありがたく視聴。

日本の戦争作品は敗戦を描いたものが多い中、この作品は勝戦の歴史を描いている。

生前の志摩遼太郎が「戦争賛美と誤解される、作品のスケールを描ききれない」と映像化を頑なに許可しなかった原作を、満を持してドラマ化に漕ぎ着けた作品とだけあって、豪華絢爛な出演者・当時としては大迫力の映像とともにドラマの枠を超えた大作だった。

青春群像的な第1部とは打って変わって、第2部・第3部はまさに日本が戦争に突入している時代の話で決して軽い気持ちで眺める事は出来ない。

どのように戦争が始まってしまったのか、日露戦争でなぜ日本が勝ててしまったのかということも学べる作品だった。

犠牲になるのは国や言葉が違えども親や子供がいる同じ生身の人間で、結果的に勝ちを取ったとしても、悔み苦しみを持ち続けるという悲惨な事実もよく描かれていたと思う。

たくさんの人達の大きな犠牲の歴史続きに自分たちは生きているんやなと思わされた重厚な作品。

以上!ドラマ「坂の上の雲」感想。大きな犠牲の歴史続きに生きている でしたー (*Ü*)ノ

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