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Amazonオリジナル「チェイス」感想:エルピスより闇ラスト

Amazonオリジナル「チェイス」感想:エルピスより闇ラスト

AmazonPrimeオリジナルドラマ「チェイス」の作品情報

AmazonPrimeオリジナルドラマ「チェイス」
AmazonPrimeオリジナルドラマ「チェイス」

公開:2017年 / 全7話・5話 / ジャンル:国内ドラマ

原作 / あらすじ

ジョーカーフィルムズ株式会社により製作されたAmazonプライム オリジナルの配信ドラマ(2017年)

東都テレビの子会社であるBS東都は、個性的な社員たちが自由気ままに働く職場であった。

新人ADの相沢麻衣(本田翼)は、報道志望だったが通販番組の制作に追われる日々であった。

そんな中、社内の企画会議をきっかけに過去の未解決事件と出会った麻衣は、上司の長谷川(岸谷五朗)の助けもあり検証番組の制作に動き出す。

事件取材など行なったことがなかった麻衣は、長谷川の古い知り合いで敏腕のフリーランス記者の三上(大谷亮平)を紹介される。

ぶっきらぼうで、どう考えてもお互いそりが合わない三上と新人の麻衣はコンビを組んで報道の裏側に隠された未解決事件の真実を追いかける旅に出ることになった。

Amazon.co.jp: チェイスを観る | Prime Video

予告動画

個人的感想・評価

評価 :

ざっくりこんな話
  • (第一章)テレビ局ADの相沢(本田翼)とフリージャーナリストの三上(大谷亮平)が未解決事件の取材を進めるうち、DNA型鑑定に基づいて有罪判決が下された山崎(平田満)が冤罪ではないかと疑問を持つが・・
  • (第二章)保険金放火殺人事件と少年失踪事件でほぼクロと言われながらも黙秘で無罪を勝ち取った畑山(財前直見)について、相沢と三上が再び取材を進める・・
(第一章)あの、足利事件をもっと知りたくなる

今まさに話題になっていて、長澤まさみ主演ドラマ『エルピス』でも取り上げられた足利事件だけど、こちらの方がドラマ化は先

※先に出版されていた書籍を盗作したしてないで揉めて、一旦は配信停止になったものの、エンドクレジットに参考文献や番組・遺族への哀悼の意を表示することで一応解決したらしい
(この問題があったからか『エルピス』の方は、参考文献が9冊も表示されていたし)

このドラマはフィクションだと謳っていたが、内容が1990年に発生した足利事件など一連の幼女殺害事件を取材した清水潔のノンフィクション『殺人犯はそこにいる――隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』に酷似していたため、物議を醸した。

チェイス 第1章 – Wikipedia

・・・という、すったもんだを抜きにしたとしても各話30分とは思えない見ごたえも内容もある作品だった

それもそのはず、脚本に福田靖、総監督に深川栄洋と配信ドラマとは思えないビッグネーム

特に、地上波の『エルピス』とは違う闇深いラストシーン国家権力の恐ろしさをゾクゾクと感じさせた

(第2章)財前直見の怪演

フィクションに限りなく近い第一章とは打って変わって、第2章は完全オリジナル作品で催眠術や超能力的なサイコミステリー話で、演出もエグめ

際立って印象に残ったのがなんだか久しぶりに見た気がする財前直見の怪しくて怖い演技

モヤモヤラストではあるけれど、真犯人と真相には驚きもあって一章とは別物として見れば面白いと思う


ちなみに、レビューで散々こき下ろされていた本田翼の演技については残念ながら私も同感

この人の演技を他で見たことが無いのだけれど、この作品に関しては(そのように求められたのかは知らんけど)空気感にそぐわない相当(ウザい)うるさいパリピ具合だったのは確かだった

以上!Amazonオリジナル「チェイス」感想:エルピスより闇ラスト でしたー (*Ü*)ノ

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