猫1匹飼うといくらかかる?*1ヶ月・年間の飼育費用

猫を飼うとかかるお金。猫を「飼う前・飼い始め」猫を「飼ってから毎月・毎年」必要な費用に分けて、実際に猫を飼う我が家の支出を計算してまとめました。
猫の飼い始め頃にかかった費用
我が家は、生後3カ月ごろに保護猫カフェからお迎えしたサビ猫♀1匹と暮らしています。

ふたり暮らし夫婦で、猫を迎えるのは初めてでした。
猫の飼育グッズ
初めての子猫に喜び勇んで、爪とぎ・ケージ・キャリー・ブラシ・爪切りなど、一通りの猫の飼育グッズを買い揃えました。

最低限、トイレセットとごはんがあれば猫を飼うことはできます。
猫の飼育グッズ | 費用 |
---|---|
猫ケージ | 18,000円 |
システムトイレセット | 2,500円 |
ブラシ・爪切り・餌皿 | 1,800円 |
ペットキャリー | 1,980円 |
首輪・おもちゃなど | 2,000円 |
※猫テリア用品 | 7,800円 |
合計 | 34,080円 |
※猫テリア用品 ・・・ キャットウォークの取り付け、猫ケージのカスタマイズ、ケーブルカバーや脱走防止用ネットなどです。
決して広くない賃貸暮らしですが、猫のお部屋になるケージは奮発してプラ製の2段ケージを買いました。
最初はもっと小さいケージでもいいかなーとも考えましたが、2段の猫ケージを買ってよかったです✨トイレ&ごはん&ベッドも全てがおさまるので、ケージ内でしばらく過ごしてもらうことになっても大丈夫。
混合ワクチン接種
保護猫団体で寄生虫・感染病の検査と、2回目までのワクチン接種を済ませてくれていたので、引き取ってからすぐに3回目のワクチン接種を受けさせました。
3種混合ワクチン | 費用 |
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ワクチン接種費用 (1回) | 5,400円 |
子猫の場合は、生後9週~1回目・そこから3~4週後に2回目、さらに生後90日までの間に合計3回のワクチン接種を行います。
また、室内飼いなら3種混合ワクチンで大丈夫ですが、外へ出して飼う場合は5種混合ワクチンが必要です。
去勢・避妊手術費用

去勢・避妊についてはいろいろな考え方があるかとは思いますが、
- かわいそうな子猫を増やさないため
- 猫の病気を予防するため
に医師からも推奨されています。
我が家では生後6カ月になった時期に避妊手術を受けさせました。(里猫の譲渡条件でもありました。)
去勢・避妊手術費用 | 費用 |
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避妊手術(日帰り) | 28,620円 |
入院の有無、男の子か女の子、動物病院によっても費用は変動します。中でも女の子は開腹手術になるので費用が高くなる傾向にあります。
この記事では、避妊手術から抜糸までの経過を記録しています↓
譲渡費用
譲渡元の保護猫カフェさんに譲渡費用をお支払いしました。
里猫譲渡元へ | 費用 |
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猫カフェ利用料 | 2,000円 |
譲渡費用 | 10,000円 |
※お礼として | 6,000円 |
合計 | 18,000円 |
こちらも譲渡元によって金額はまちまちですが、基本的には受けさせてくれた医療費(治療・ワクチン・去勢避妊手術)などをお支払いします。
※お礼として・・・我が家がお支払いした譲渡費用は1万円と、申し訳ないほどお安い金額でしたので、心ばかりのお礼(猫フードなど)をさせてもらいました。
あくまでも我が家の場合ですが、
- 猫の飼育グッズ ・・・ 34,080円
- 医療費(ワクチン・避妊手術)・・・34,020円
- 譲渡費用込み ・・・ 18,000円
内訳の中では猫ケージと避妊手術費用がかさんでいますね。
猫を飼うのに毎月かかる費用
飼い始めは出費がかさみますが、一通りの猫飼育グッズそろえたら、後は食と衛生の必需品だけで基本的には大丈夫です。
食費
3カ月~現在も、成長に応じて必要なカロリー分のドライフードだけを与えています。基本的におやつは無しです。
猫の食費 | 費用 |
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ドライフード(1カ月分) | 1,100円 |
ペットのごはんは、飼い主さんの考え方が一番出るところだと思います。猫フードは安いものから高いものまでピンきりで迷うところではありますが・・・我が家では
- 手軽に買い続けやすい価格とメーカー
- その中でもそこそこ成分が良いと思う猫フード
という理由で、「ピュリナワン」と「サイエンスダイエット」シリーズを選んでいます。
「ピュリナワン」は小粒で食べやすく毛艶が良くなるし、
「サイエンス・ダイエット」のこの2つはカロリーが低め(314カロリー/100g)なので去勢・避妊後の肥満防止におすすめできます。
総合栄養食と書かれている猫フードは、基本的にはそれだけを与えていても猫に必要な栄養が摂取できるように配合されています。
ただし、必要な栄養素は子猫・成猫・シニア猫と成長段階に応じて変わるので、年齢に応じたフードを選ぶことが大切です。
トイレ用品
我が家では、お手入れが楽なシステムトイレを利用しています。
猫の食費 | 費用 |
---|---|
システムトイレシート(1カ月分) | 約500円 |
システムトイレチップ(1カ月分) | 約500円 |
合計 | 約1,000円 |
買うショップは決めずに、ポイントや割引で安く買える時に購入しています。(使用期限のない消耗品なので、場合によってはまとめ買いもしています。)
最初は「にゃんとも清潔トイレ」のスターターシリーズを使っていましたが、正規品はお高いので今は別メーカーのシステムトイレ用シートとチップ(いわゆる類似品)を探しました。
こちらの「システムトイレ用ペットシート」は本家(1週間)と違って3~4日で交換タイプですが、
成猫になり尿量も増えてきたので、週2回ペットシートを交換しているのでコスパ重視。
シーズイシハラ クリーンミュウ 猫のシステムトイレ用 ひのきの香りシート 34枚
システムトイレ用チップもコスパの良い同じメーカーで揃えています。
猫砂 クリーンミュウ 木製 国産天然ひのきのチップ 3.5L
というわけで、
- ドライフード ・・・ 1100円
- トイレ用品 ・・・ 1000円
と、意外に安く済みます。(節約志向の我が家の場合ですが・・・)
猫を飼うのに毎年必要な費用

成猫になってからは、年1回ワクチン摂取が必要です。
ワクチン・健康チェック
混合ワクチンは、ペット可のマンションでも毎年義務付けられていることが多いですね。
3種混合ワクチン | 費用 |
---|---|
ワクチン接種費用 (1回) | 5,400円 |
血液検査 | 5,400円~ |
合計 | 10800円~ |
動物は体の痛みを隠す習性があります。見た目では分からない不調も血液検査などの健康チェックを動物病院でしてもらえば安心です。
- 定期的な医療費 ・・・ 約10,800円~
不意な出費も・・・
猫に限らずペットを飼うと一番出費がかさむのは医療費です。

猫も人間と同じように病気になったり、怪我をしてしまうことがあります。遊んでいたら家具や家電を壊してしまうことも・・・。賃貸なら壁紙や柱などの修繕費も必要になりますね。
ペット保険で備えるのも手
人間とは違い全額負担のペットの医療費。特に、おもちゃの誤飲などで開腹手術が必要になったり、骨折してしまった時の手術費用は急に必要になるうえに
- 検査・手術・入院相場 150,000~250,000円
と高額なので、ペット保険で備えている飼い主さんも増えています。他人に怪我をさせてしまった場合も保障される保険もあるので安心です。
病院に行きやすくなり病気や怪我の「早期発見」につながること
・元野良や拾ったり譲られたペットでも保険に入れます
猫(犬)種と年齢に応じて 780円~3000円(/月)程度が相場です。
- 飼い始め(飼育用品・医療費など) ・・・ 30,000円~
- 毎月(食と衛生品) ・・・ 1000円~3000円程
- 毎年(主に医療費) ・・・ 5000円~
我が家は1匹ですが、多頭飼いになるとほとんどが飼育頭数分ずつ必要になる費用です。
こうして計算してみると、我が家のお猫さまにかかる費用は
大切な家族ですのでちっとも惜しくはありませんが、家計のために旅行予算を少し見直そうと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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アラフォー主婦れぽこです☝ 「モノ・コト・暮らし」の気になる話題や情報を主婦目線でレポートしています! 夫とサビ猫と大阪ぐらし。もっと見る