
納豆凄すぎ!*アレルギー中性脂肪改善も⁉
納豆が健康に良い事は知っていても・・・苦手な人も多い納豆。ちょっと待って!アラフォー世代が気になるコレステロール値の改善効果で脳卒中・心筋梗塞の予防、美肌・アンチエイジングにも効く神的ソウルフードなんです。
納豆ブーム再燃!市場売上高更新中
その理由は、まさに納豆の健康効果。納豆の研究がいろいろな方面で進み、たくさんの効果効能が学会で発表されてきたことで、安くて身近な健康食品として見直されているからです。
今や世界に誇れる神フード「納豆」。納豆が苦手な方でも食べたくなってしまう効果効能についてご紹介いたします。
コレステロール・中性脂肪値の改善に納豆効果
血圧、脂質、血糖、肥満のいずれかの指標が高い47~81歳の男女52人に約1カ月間、朝食に30グラムの納豆を日常的に食べてもらい、コレステロール値、血糖値、血圧、尿酸値などを測ったところ、高コレステロール群では平均7.7%、高中性脂肪群では平均12.9%、血中濃度が低下した。
asahi.com: コレステロールや中性脂肪に納豆効果◎ 国立循環器病センター、自治体と共同調査実施 – この記事を手がかりに
こちらの研究結果によると、4週間毎朝の納豆摂取で
- コレステロール値 250→231に改善
- 中性脂肪値 195→170に改善
しています。また、健常な人が同じ様に摂取した場合は、それぞれの数値に変化が無かった事から摂取することでの悪影響も無い事がわかります。
コレステロールの善玉と悪玉は、実はもとは同じ材料で、体内の「レシチン」量に左右され、善玉・悪玉にそれぞれ変化します。この「レシチン」が納豆の原料、大豆に豊富に含まれています。
納豆は動脈硬化も防ぐ
- 善玉コレステロールを増やし
- 善玉・悪玉コレステロールのバランスを整え
- 血管の炎症物質を抑えます
納豆の原料、大豆に含まれる「イソフラボン」は善玉コレステロールを増やします。
さらに「レシチン」によって、悪玉(LDL)コレステロール・中性脂肪と善玉(HDL)コレステロールのバランスが整い、血液ドロドロが改善されることで、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞を防ぐ効果があります。
動脈硬化の原因となる血管内の炎症を起こす物質を抑える効果のある「ポリアミン」も納豆には多く含まれています。
納豆は血栓症を予防する

最近良く耳にする「ナットウキナーゼ」こちらにも血栓を溶かす驚くべき作用が。
人工血栓の上に納豆を置いたところ、まもなく血栓が溶けていったのです。そして、これがナットウキナーゼの発見につながりました。
発酵食品、ネバネバ納豆。
大豆を発酵させる時に分泌される酵素が、「ナットウキナーゼ」です。このナットウキナーゼは、
- 血栓を溶かす効果
- 血液を固まりにくくする効果
- 血液を流れやすくする効果
も持つことが科学的に立証されています。
腸内環境・便秘の改善

納豆だけがもつ酵素「ナットウキナーゼ」。
納豆菌は非常に強い菌のため、生きたまま腸まで届き善玉菌を活性化するので、腸内環境・便秘改善効果があります。
納豆は糖尿病も予防する
- 糖質の吸収を促す効果
- 血糖値の上昇を抑える効果
すごい効能を発揮する「レシチン」には、糖尿病の改善になる「インスリン」を分泌させ糖質の吸収を促す作用もあります。さらに、納豆のビタミンB2と食物繊維が血糖値の上昇を抑える効果もあります。
認知症予防にも効果
血糖値の上昇を抑える効果が認知症の予防に繋がります。(血糖値の急激な上昇は脳細胞にダメージを与え認知症になりやすくなると言われています。)
脳の神経の伝達物質・伝達物質・脳の活性物質が含まれる納豆は記憶力を高める効果まで。
納豆の骨折予防効果
一緒に摂取することで、カルシウム吸収を促進する「ビタミンK2」。ビタミンK2が不足すると骨折しやすくなると言われています。
納豆には多くの「ビタミンK2」が含まれているため日常的に摂取することで骨折の予防に効果があります。この「ビタミンK2」は原料である大豆には含まれていません。
納豆の消費量が多い都道府県ほど、骨折の割合が低いというデータまでも。
納豆でアレルギー性鼻炎を改善
「納豆菌」を体内に取り込むと免疫細胞が活性化され、体の免疫機能を高めることがわかってきており、4週間の納豆摂取でアレルギー症状発生の原因になる「好酸球」の数が抑えらたという研究結果も出ています。
おかめ納豆で有名なタカノフーズは、2000種以上の納豆菌を保有しており、中でも免疫力の高い納豆菌「S-903」を商品化しています。
骨粗鬆症の予防や美肌・美白の効果

納豆の原料である大豆に多く含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモンと似た働きをするため、更年期症状の緩和・女性に多い骨粗鬆症の予防や、肌や皮膚を若々しく保つ美肌・美白のアンチエイジング効果があります。
老化を抑えがんを予防する効果
この「イソフラボン」は、活性酸素の働きを抑えるため、体の老化を食い止め・がんを防ぐ効果があります。
納豆に含まれる物質が、がん細胞の死滅に効果があることも分かってきており、納豆のがん予防効果についての研究は今も世界中で行われています。
納豆には感染症を防ぐ効果まで

納豆に含まれる「ジピコリン酸」という物質は「O-157菌」を阻害するとさえ言われる強い抗菌作用を持ってます。ピロリ菌への抗菌作用・風邪を防ぐ抗ウイルス作用も持つ納豆を日常的に摂取することが、感染症にかかるのを防ぐ効果まで。
納豆は1日どれくらい摂ればいいの?

このように、すごい効能が認められている納豆。1日どれくらい摂取すれば良いのでしょう?
・納豆の食べ過ぎで心配されるプリン体は、痛風患者の場合の摂取制限は400mgに対して、納豆1パック(50g)あたり約60mgです。
・より多く摂りたいと思われる「イソフラボン」は1日の摂取許容量は75mg。納豆1パック(50g)当たり30mg程ですので、3パック以上は過剰摂取になってしまいます。
その他の納豆に含まれる主要成分の1日の上限摂取量を超えない量、として換算すると1日1パック~2パック程度までが納豆摂取の適量と考えられます。
- コレステロール値の改善
- 動脈硬化・血栓症の予防
- 腸内環境・便秘改善
- 糖尿病の予防効果
- 認知症・骨折の予防効果
- アレルギー性鼻炎の改善
- 骨粗鬆症予防・アンチエイジング
- 老化を食い止めがん予防
- 感染症の防止効果
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